社会保険労務士の業務別報酬額

社会保険労務士の業務は、労務社会保険諸法例に基づく申請書類の作成や手続き代行を行う「1号業務」、同法令に基づく帳簿書類の作成を行う「2号業務」、そして、社会保険に関する相談・指導の「3号業務」の3つに大別されます。

1号と2号業務は社会保険労務士のみが国から許された〝独占業務〟であり、社会保険労務士資格のある者のみがそれを行うことができます。

なお、新人の開業社会保険労務士は、この1、2号業務を単発で請負いつつ仕事を覚え、そこで信頼を得ることで将来的には3号業務の労務コンサルとして企業と顧問契約を結ぶのが、スタンダードな営業課程とされています。

開業社会保険労務士の業務別報酬額

現在、社会保険労務士の報酬は、開業地の相場や自身のキャリアを鑑みて自由に設定することが可能です。しかし、報酬額には基準があり、それは以前、社会保険労務士連合会が決めていた以下のモデル報酬がベースとなっています。

<手続報酬>
関係法令に基づく初届けや諸規定などの製作・変更、書類作成や申請の手続き代行を行うなど、主に1号業務で発生する業務単位の報酬形態
《関係法令に基づく諸届等の報酬額》
諸届/報告:15,000円
許認可申請:30,000円
《就業規則、諸規定等の作成・変更の報酬額》
就業規則の作成:200,000円
賃金、退職金等の規定:各100,000円
《労働・社会保険の新規適用、廃止届け》
新規:80,000円?(健保、厚生年金)、50,000円?(労災、雇用保険)
廃止:50,000円?(  〃    )、50,000円?(   〃   )

<労務管理報酬>
人事・労務管理に関する相談や指導、企画・立案等を行なうなど、主に2号業務で発生する業務単位の報酬形態
《人事・労務管理報酬》
相談・指導:50,000円
企画・立案:500,000?1,000,000円
運用・指導:50,000円
※上記金額は、従業員規模50人を想定して定めたものです
《相談・立会等報酬》
相談報酬:10,000円/1時間
立会報酬:15,000円/1時間
調査報酬:10,000円/1時間

<顧問報酬(従業員単位)>
従業員数:10?19人 50?69人 100?149人 200?249人
報酬額 :40,000円 80,000円 130,000円  190,000円

※なお、4人以下は20,000円、300人以上は別途協議と定められています。

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