社会保険労務士の年収を分析する

社会保険労務士の年収に関し公表されているデータがありましたので紹介します。公表しているのは、各業界や資格別の年収をはじめ、生涯賃金や退職金など給与に関する様々な情報を提供する「年収ラボ」というサイトです。

年収ラボによれば、平成20年(2008年)の社会保険労務士の平均年収は603.8万円平均月収は41.8万円となっており、この数字は厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」の数字を抽出したものとのことです。

この金額を高いとみるか低いとみるかは個人の判断ですが、資格別の年収ランキングでは、年収641万円の一級建築士に次ぎ8位に着けるなど、比較的上位の年収を得る資格であり職業といえるのではないでしょうか。

勤務社労士の平均年収は603万円

この数字は計260名、平均年齢40.8歳の社会保険労務士から導き出されたものですが、その算出基のデータには平均勤続年数:14.4年という表記もあり、これは勤務社会保険労務士の年収額であることがわかります。

しかしながら、勤務先が一般企業か社会保険労務士事務所かなどは明確となっていないため、純粋な社会保険労務士としての業務に携わり得た報酬かどうかも不明なため、あくまで目安として捉えておいた方が良いでしょう。

では、開業社会保険労務士の年収についてはどうか、ということですが、残念ながらそれを表すデータを入手することは出来ませんでした。

よく聞くのは、「独立後2?3年は年収にして200?300万円程度。500万円のカベを超えるのは容易なことではない」ということ。

しかしながら一方では、地道な営業が実を結び次々とクライアントを獲得し、いまでは数人の社会保険労務士を雇って事務所を運営する、年収1000万円を軽く越す開業社会保険労務士さんが存在することも、また事実です。

つまり、独立開業して成功するか否かは、その人の営業努力にかかっているということ。社会保険労務士もいずれの自営業同様にいかにしてクライアントを獲得していくか、その営業力が重要ということなのです。

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